聖書の言葉 幼稚園保護者向け

2023年3月までの文章は菊池牧師、2023年4月からは小林美恵子牧師による文章です。

2024年 4月

「地は主の慈しみに満ちている」(詩編33:5) 20年以上前だったと思いますが、夫の転勤で、高尾に数年住んでいたことがありました。高尾にはすぐ近くに桜の名所があり、何度か行き、桜の花を楽しんだことがあります。 私が知っている桜は、ソメイヨシノ…

2024年 3月

聖書の言葉 牧師 小林美恵子 「目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。 私の助けはどこから来るのか。 私の助けは来る 天地を造られた主のもとから。」 (詩編121:1-2) 年長さんは卒業の時が迫ってきました。いよいよ小学校入学です。「おめでとうございます」。…

2024年 2月

マタイによる福音書 6・25-34:(イエスは言われた) 「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。空の鳥をよく見…

2024年 1月

何年か前の晩秋、山梨方面をドライブしていた時のことです。黄金色に輝くカラマツの群生に出会ったことがありました。その輝きはあまりにも眩しく、圧倒されるほどの「輝き」で、迫って来たのです。心奪われる光景でありました。その後それ以上の「輝く黄金…

2023年12月24日 聖夜礼拝 説教 

2023年12月24日(日)聖夜礼拝説教 小林美恵子説教題 「ギフト」聖書箇所 :ヨハネ1:14「言葉は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた」 ヨハネ…

終業式に寄せて   小林美恵子

2023年12月22日(金) テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 5:16~18(379頁) Ⅰ はじめに 今日は、終業式ですね。みんなの顔を見ることができずに寂しいです。 今頃は、さがみ野ホームの人たちと共に、礼拝をささげている事でしょう。 先日はページ…

2023年 12月

何年か前の晩秋、山梨方面をドライブしていた時のことです。黄金色に輝くカラマツの群生に出会ったことがありました。その輝きはあまりにも眩しく、圧倒されるほどの「輝き」で、迫って来たのです。心奪われる光景でありました。その後それ以上の「輝く黄金…

2023年 11月

創世記1:1節において聖書は「初めに、神は天地を創造された」と有無を言わせずに、神の存在を語っています。すべての初めに、神がおられたということです。パウロも新約聖書で語っています。「すべてのものは、神から出て、神によって保たれ、神に向かっ…

2023年 10月

聖書は人の命の尊さを教えると同時に、その命のはかなさをも教えています。 「人生の年月は七十年程のものです。健やかな人が八十年を数えても 得るところ は労苦と災いにすぎません。瞬く間に時は過ぎ、わたしたちは飛び去ります。 生涯の日を正しく数える…

9月

旧約聖書に登場致しますアブラハムの子イサクの双子の兄弟エサウとヤコブの話は、よく知られています。兄はエサウ、弟がヤコブでありますが、弟は、母の胎を出るときに、兄の「かかとをつかんで」出てきたと言われています。 我が強く、何とも好きになれない…

2023年 7月

旧約聖書:アモス書5:4: 「まことに、主はイスラエルの家にこう言われる。わたしを求めよ、そして生きよ。」 アモス書5:6: 「主を求めよ、そして生きよ。」 アモス書5章の小見出しは、「悲しみの歌」となっています。アモスの時代の人々は悪政に苦…

2023年 6月

聖書の言葉 牧師 小林美恵子 「あなたがたの光を人の前に輝かしなさい」(マタイによる福音書5:16) 長い間、私はこの聖書の言葉が嫌いでした。なぜなら、クリスチャンではありましたが、自分の内側に「光」など無いことを、良く知っていたからです。ま…

2023年 5月

聖書の言葉 牧師 小林美恵子 「エルサレム、エルサレム、予言者たちを殺し、自分に遣わされたれた人々を石で打ち殺す者よ、めん鳥が雛を羽の下に集めるように、わたしはおまえの子らを何度集めようとしたことか。だが、おまえたちは応じようとしなかった。」…

2023年 4月

聖書の言葉 牧師 小林美恵子 「しかし、イエスはこれを見て、憤り、弟子たちに言われた『子どもたちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである』」(マルコによる福音書10:13-14) イエス様の時代、子どもや…

2023年 3月

「一生の間、あなたの行く手に、たちはだかる者はないであろう。わたしはモーセと共にいたように、あなたと共にいる。あなたを見放すことも、 見捨てることもない。強く、雄々しくあれ。」 (ヨシュア記1章5~6節) 今月の聖書の御言葉は、旧約聖書ヨシュ…

2023年 2月

「わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、 わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。 ここに愛があります。 (ヨハネの手紙一 4章10節) お母さんは、最初からお母さんではありません。試しに少し子育てをし…

2023年 1月

「そして、見つけたら、喜んでその羊を担いで、家に帰り、友達や 近所の人々を呼び集めて、『見失った羊を見つけたので、一緒に喜んで ください』という言うであろう。(ルカによる福音書15章5~6節) イエス様のたとえ話です。イエス様はこう話されました。…

2022年 12月

「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を 見ようではないか」と話し合った。 (ルカによる福音書2章15節) 御子イエスが誕生された町がベツレヘムです。ダビデの町と呼ばれていました。イスラエルの歴史の中で一番愛された王様ダビ…

2022年 11月

「では、わたしの隣人とは誰ですか」 (ルカによる福音書10章29節) ユダヤ教の専門家が主イエスを試すために聞きました。「先生、何をしたら、永遠の命を受け継ぐことが出来るでしょうか。」主は「律法には何と書いてあるのか」と言われると彼は「『心を尽…

2022年 10月

「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしに つながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに 実を結ぶ。」 (ヨハネによる福音書15章5節) 幼稚園の園舎が新しくなりました。綺麗な園舎で入るだけで気持ちが良くなり…

2022年 9月

「また、ほかの種は良い土地に落ち、芽生え、育って実を結び、 あるものは三十倍、あるものは六十倍、あるものは百倍になった。」 (マルコによる福音書4章8節) 今月の御言葉は、イエス様のたとえ話です。種を蒔く人が種蒔きに出かけました。蒔いている間…

2022年 7月

「詩編と賛歌と霊的な歌によって語り合い、主に向かって心からほめ歌いなさい。」 (エフェソの信徒への手紙5章19節) 「詩編と賛歌と霊的な歌」とあります。教会の礼拝は、古来音楽と共にありました。音楽と言っても色々あります。一つは無伴奏で、人の声だ…

2022年 6月

「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。 門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」(マタイによる福音書7章7節) 二十代前半に聖書を読んで以来、教会に通いはじめ、次第に牧師として自分の人生を歩んでいきたいと…

2022年 5月

「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国 はこのような者たちのものである。」(マルコによる福音書10章14節) 月に一度、「聖書に親しむ会」を行っています。数名の皆さんと一緒に聖書を読んで、その後は、ほぼフリートークに…

2022年 4月

「わたしは良い羊飼いである。わたしは自分の羊を知っており、 羊もわたしを知っている。」(ヨハネによる福音書10章14節) 4月8日(金)に入園式が行われました。暖かな春の天候で笑顔溢れる良い入園式となりました。式の後、園庭に降りて馴染みのお母さん…

2022年 3月

わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」 (マタイによる福音書28章20節) ロシアが一方的にウクライナに宣戦布告し、突入、空爆、爆撃を始めました。なぜそうなったのか?原因は何か?詳細は分かりません。ロシアのプーチン大統領は自分の…

2022年 2月

「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共になきなさい。」 (ローマの信徒への手紙12章15節) 私にはイエス様を知らなかった人生と、イエス様を知った人生の二つの人生があります。イエス様を知らなかった頃の自分の写真を見ると、そこに笑顔はありません。父親が彫…

2022年 1月

「光の子として歩みなさい。」 (エフェソの信徒への手紙5章8節) 聖書を読むとエルサレムに神殿が三度建設されたことが記されています。一度目は紀元前10世紀にソロモン王が建設した神殿、二度目は紀元前510年ごろに建設され、三度目は紀元前20年ごろに二度…

2021年 12月

「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」 (ルカによる福音書1編28節) クリスマス前の四週間をアドベントと言います。「到来」という意味です。私たちは神様に近づくことが出来ないので、神様が私たちに近づいてくださった。具体的には神の…

2021年 11月

「涙と共に種を蒔く人は 喜びの歌と共に刈り入れる。」 (詩編126編5節) 詩編は全部で150の詩編で構成されています。その中の120編から134編までが「都に上る歌」と言われて、一般的には神殿があるエルサレムに向かって巡礼の旅をする人々が、これらの詩を…