聖書の言葉 幼稚園保護者向け

2023年3月までの文章は菊池牧師、2023年4月からは小林美恵子牧師による文章です。

終業式に寄せて   小林美恵子

2023年12月22日(金)

テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 5:16~18(379頁)

 

Ⅰ はじめに

 今日は、終業式ですね。みんなの顔を見ることができずに寂しいです。

今頃は、さがみ野ホームの人たちと共に、礼拝をささげている事でしょう。

先日はページェンを見せていただき、とても楽しく、うれしい時を過ごさせていただきました。みんなとっても素敵でした。

 イエス様が天使の言った通りに、家畜小屋の飼い葉桶の中で生まれたこと、不思議でしたね! 宿屋には、マリヤさんや、ヨセフさん、そして赤ちゃんのイエス様が泊まる場所がなかったのでしたね。イエス様は、「大きな喜びとして」「メシア、救い主」としてすべての人々に神さまから、与えられたのです。

 『地には平和』と祈り、願った天使さんの歌声を覚えていますか。でも、今、世界は、争いに満ちています。国同士が喧嘩をしているのです。銃弾が飛び交い、多くの大切な、神さまの愛する人々の命が、失われています。

 クリスマスの出来事は、平和を強く願っている出来事なのです。すべての人々の喜びと幸せ、そして何よりも平和を願う神さまからの大きなメッセージが含まれている出来事だったのです。

 

Ⅱ 神さまの願い(テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 5:16~18)

 今日、読んでいただいた聖書の箇所は、クリスマスに、イエス様を私たちにお与え下さった神さまが、今度は、私たちへお願をしている箇所なのです。神さまの皆さんへのお願い事なのです。神さまがみんなに、望んでおられることなのです。

 

1,いつも喜んでいなさい、2,絶えず祈りなさい、3,どんなことにも感謝しなさい。この3つです。 これが、「神があなたがたに望んでおられることです」と書いてあるのです。

 

 今日は終業式です。そして2023年という年が、やがて終わりを告げる時が、間近に迫っている時なのです。

さあ、皆さんはどんな1年を送ってきたのでしょか。いつも喜び、絶えず祈り、どんなことにも感謝してきた1年だったでしょうか。

 私もこの神さまのお願いについて考えてみました。

実行できているのかなと、考えてみましたが、「絶えず祈りなさい」これはだけは「合格!!」でした。いつも、どんなときでも祈ってきました。ですから合格です。

でも、いつも喜びなさい。は、「ブブー!!」これは不合格です。結構、ブツブツ文句を言っていました。喜ぶことが出来ない事が、山のようにあった1年だったなと思います。

 では、どんなことにも感謝していたか「ブブー!!」これも不合格です。感謝できなかったことが多くありました。

みんなはどうでしたか?でも、どうして神さまは、簡単にできないことを、私たちにお願いしているのでしょうか。

 できない私たちですが、神さまは、私たちが、いつも喜び、絶えず祈り、どんな事にも感謝することを願っているのです。何時の日か、できるようになるかもしれませんね。

 

Ⅲ おわりに

 まず、今日は、幼稚園のⅡ学期が終わったことを喜びましょう。Ⅰ年間、お友達と仲良く楽しく過ごすことができたことを感謝し、喜びたいと思います。元気に過ごすことができたことを、神さまに感謝致しましょう。

キリストにある平和が世界に実現するように、世界中のお友達が、平和に穏やかに安心して暮らすことができますように、お祈り致しましょう。そして、お父さんお母さん兄弟、おじいちゃんおばあちゃん、園長先生や、幼稚園の先生方がいつも見守っていて下さる事を、感謝致しましょう。

 

 新しい年は、喜び、祈り、感謝を忘れずに、元気に過ごしていって欲しいと、願っています。

 

お祈り致します:

愛する神さま、クリスマスの喜びを感謝致します。終業式も感謝致します。みんなと元気に、仲良く過ごしてこられましたことを心から感謝致します。

地には平和を祈ります。地球上のすべての人たちに食べ物を与えて下さい。安心して眠る場所をお与え下さい。自分の幸せだけではなく、みんなの幸せも祈るものとさせて下さい。すべてのお友達の上に、神さまの恵みと祝福が豊かに注がれますことを祈ります。

エス様のお名前によって祈ります。アーメン