菊池牧師による聖書の言葉

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2020年 7月

 「今日を喜び祝い、喜び踊ろう」   (詩編118編24節)

 今月の御言葉は「今日を喜び祝い、喜び踊ろう」です。短い御言葉ですが、とても良い御言葉です。

 ある本に、英語と日本語の表現の違いについてこんな説明がありました。何事においても凡そ80%だと英語では「エクセレント(大変素晴らしい)」と言うが、日本語では「まずまず」で、60%だと「ベリーグット(とても良い)で、日本語では「母屋に火がついたようだ(大変だ!)」となり、40%では「グット(良い)」、日本語では「こりゃだめだ」、20%だと「ファイン(まずまず)」、日本語では「どこで首をくくろうか」となるそうです。

 日本人の特徴の一つとして、内向的とか遠慮がちと言われます。勿論、それが悪いわけではありません。言い換えれば「奥ゆかしい」とか「慎み深い」で、日本人の特性を良く表しれる言葉かもしれません。私自身も、完全に「インドア派」ですし極めて内向的です。人前で話しをするなんて、とんでもないと思って過ごしていました。

 でも、そんな私が変えられたのは聖書を読んで、キリスト教と出会い、どんな自分自身であっても神様の愛から漏れるようなことはない、と確信したからでした。

 内向的な人の特徴は、周りをとても気にするという点にあります。自分と人と比較し、比べながら人と違う所が気になります。「気になる」という言葉は「気に入らない」とほぼ一緒です。なによりも、いつまでも、どこまでも「自分」が気になります。つまり自分が気に入らないのです。自分が気に入らないと自分に自信が持てませんから、いつの間にか内向的な生き方になってしまいます。繰り返しますが内向的な生き方が悪いのではありません。でも自信を持てない自分がいるとしたら、それは少し残念ではないでしょうか。

 自信を持つにはどうするのか、人を気にしないことです。例えば、幼稚園では「子育て」についての本が沢山あります。貸し出してますから皆さんも読んでおられるでしょう。困ったときなど、良いヒントが沢山記されていて役に立つ本ばかりです。でも子育てについての本は、毎年何十冊も発行されていることから分かるように、完全な子育てや、これこそが正しいと言える本はありません。考えてみれば当たり前で、親も子も誰にも代えられない状況、個性、環境でもって生活しているわけですから、本に記された通りにはいきません。

 ですから、自分には自分ならではの子育てがあり、自分ならではの家庭があり、それで良いと思えるなら、なによりではないでしょうか。性格も内向きでも、外向きでも、本当はどちらでも良いのです。

 大切なことは何かというと、内向きな人は、そのような自分の性格を喜んでいますか?ということです。外向きな人は、そういう自分を喜んでいますか?ということです。性格を直すのは大変です。でも、その性格を自分が受け入れられるなら直す必要はありません。変えるのは、性格ではなく自分自身です。

 自分で自分を受け入れると、「今日を喜び祝い、喜び踊る」気持ちが沸き上がるはずです。そして、自分が自分を受け入れるよりも早く、神様が自分を受け入れて下さっていると分かる時は、もっと大きな喜びが与えられることでしょう。

 皆さん、「今日を喜び祝い」ましょう。「喜び踊る」思いを持って、過ごしましょう。あなたの笑顔と優しい思いが、子どもが健やかに育つ、最高の秘訣だと私は思います。