聖書の言葉 幼稚園保護者向け

2025年4月からは小河牧師 開始から2023年3月までの文章は菊池牧師、2023年4月からは小林牧師による文章です。

2025年 6月

聖書の言葉                     牧師 小河 由美子

「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば見つかる。」

                     マタイによる福音書7章7節

 教会では毎年6月の第2日曜日に「子どもの日・花の日」礼拝をいたします。今年はペンテコステ礼拝と同じ日ですが、子どもたちが美しく咲く花々のように神さまの愛に守られて、すくすく育つことを願います。神さまはわたしたち一人ひとりを花々のようにそれぞれに美しさを与えてくださっています。大人も子どももみんな神さまの子どもです。一人ひとりが神さまからたくさんの愛情と祝福をいただいていることを知っていただきたいと思います。

 イエス様は、私たちに、「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。」と教えられました。そして「あなたがたの天の父は、求める者に良い物をくださるにちがいない。」と言われました。

 神さまのことをもっと知りたい、神さまがどのようなお方かもっと知りたい、そう思っている方は是非、天の父なる神にそのことを願い、聖書の学びや子どもの教会に参加していただきたいと思います。そうすれば、きっと神さまはご自分のことを教えてくださいます。

 また、わたしたちは神さまの子どもとして、何でも神さまに願うことができます。ですから「求めなさい」という教えは、神さまのことを求めること、神さまの御心を求めるという祈りに加えて、私たち自身の必要を祈り求めることができるということでもあります。神さまはわたしたちに必要な良いものを必ず与えてくださるお方だからです。

「探しなさい」「門をたたきなさい」という教えも天国の門を探す、その門をたたくという意味もありますが、自分が進みたいと思う道、学びたいと思うことが何であるのか探し求める、あるいはその分野の門をたたくということにもつながると思います。以前、「自分探し」という言葉がよく使われました。自分探しとは、アイデンティティの確立や自己実現のための取り組みを意味する言葉ですが、「自分らしさとは何か」また「自分にとって何が意義のあることであるのか」、「自分は根本的に何を求めているのか」を自己洞察したり自己吟味したり、自分の夢を実現するためにいろいろなことを体験したりすることであったりします。

 自分にとって意味があると感じることを見つけると、大変なことであっても、そこに意味があることで前向きに対処することができるように思います。自分は何が好きなのかを考えてみることや好きなことのために学びを深めていくことも意味があると思います。何より、天のお父さんである神さまが、あなたを大切な存在としていつも愛情をもって見つめていてくださることを知ること、イエス様が共おられることを知っていただけるととてもうれしいです。