菊池牧師による聖書の言葉

文章はドレーパー記念幼稚園で発行する園だよりからの転載

2021年 1月

「神は愛です。」   (ヨハネの手紙Ⅰ 4章16節)

 

 新年、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

 今年も、楽しんで行きましょう、と思っていましたが、コロナ禍で緊急事態宣言が出され、教会は1月10日の礼拝より、2月7日までの5回、礼拝を休むことになりました。礼拝には高齢者も多く出席され、礼拝があると無理しても来られる方もおられるかもしれません。思い切って「休む」ことにしました。

 でも、その5週間、教会の皆さんと繋がり続けていく方法を考え、思いついたのは、「大塚平安教会ウーバー週報」です。週報に説教の原稿を加えて、色んな情報も入れて作成して、教会の皆さんに配ったら楽しいかなと思い、早速作成して、今あちこちに配っています。(「ウーバー週報」欲しい方は教会にあります。)

 

 その説教原稿にも記しましたが、なぜコロナウィルスが怖いのかというと、感染して究極の場合には死んでしまうかもしれないからです。この病気を通して「死」を見る思いがするからです。知らない間に人に感染させてしまうかもしれないとか、密を避けなければならないとか、色んな事が言われていますが、「感染したら死ぬかもしれませんよ」と言われた方が人は自粛し、自らを規制するかもしれません。

 薬もなく、医療崩壊寸前と言われている状況では、尚更コロナに感染したとなると、「死」を覚悟しなければならないかもしれません。風邪やインフルエンザも、熱が出て大変ですが、多くの場合は死を覚悟するほどではありません。薬もあり、大丈夫と思っているので非常事態にはなりません。

この状態は、例えば戦争とか大規模災害とか大飢饉に似ているとも言えます。非常事態が宣言されてもおかしくはないのです。

 

 今月の聖書の御言葉は「神は愛です」です。聖書の中で最も短く、しかも適確に神様の性質、性格を表している御言葉だと思います。こんな非常事態に神様は何もしないのかと思われるかもしれませんが、確かに神様が直接現れて解決して下さることは無いかもしれません。でも、神様は、神様の御言葉を通して、私たちに働きかけておられます。「愛」を大切にしなさい。「愛」によって生きていきなさい。「愛は全てを完成させるきずなです」という御言葉も聖書にあります。

 きずなとは繋がりです。自粛が求められ、会食や社会活動が規制されるような時ですから、必要な関わりや交わりも制限されます。活動が停滞すると活力も失いがちになります。体や心に変調をきたすこともあります。人が健全に生きていくためには人と人との愛のあるつながりがどうしても必要なのです。夫婦間や親子間で喧嘩することがあります。喧嘩しても互いに話し合えるのであれば心配ないかと思いますが、何も会話が無い、という状態は良くありません。つながりが無くなるからです。そこに愛が消えてしまうからです。

 コロナ禍の中にあっても、私たちはつながりを大切にしてきましょう。子どもが豊かに健全に成長するためにも人と人のつながりがどんなに大切か皆さんも感じておられるでしょう。人と人とのつながりをしっかり守っていくためには、神様と人とのつながりが大切です。神様から愛のエネルギーをしっかりと頂いて、状況に窮して、落ち込んでいかないで、状況をしっかりと受け止めつつ、更に愛を持って元気に過ごしてまいりましょう。皆さん、今年も宜しくお願いします。

 

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